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クリスマスがきらいな理由。

クリスマスがきらいな理由


12月といえばクリスマス。マダムYUKOはクリスマスがきらいです。なぜ、きらいなのか?理由を考えてみたら、五つ、ありました。



その①人が多い。


日本では、クリスマスは恋人と会う日ですが(少なくとも、昭和な時代はそんなんだったんですけど... 昨今の日本のクリスマス事情ってどんな感じ?)カナダでは、家族が集まるイベントです。親やら兄弟やらいとこやら、義理の姉妹やらなんやら、やたらと、人が集まってきます。クリスマスはひとりで過ごすものではないので、何らかの事情で「ひとり」の友人がいたら連れてくることもあります。


この「人がいっぱい集まる」というのがマダムYUKOは苦手です。いちいち挨拶するのも、目があったらにっこりするのも、世間話をするのも、ぜーんぶ、本当にダメ。


その②食べものだらけ。


カナダでは、クリスマスは「いっぱい食べる日」。うちのお義母さんは、この日のために、1ヶ月ぐらいかけて準備してます。メニューは、牡蠣のスープ、ローストした巨大なハムの塊、何種類もあるクラッカーにつけるディップ、チーズの盛り合わせ。メインはもちろん巨大なターキー。クランベリーでできた甘いソースつき。数えきれないぐらいの種類のクッキーやケーキなどのデザートたち。クリスマス当日は4時ぐらいから集まって、ずーっと食べ続けるんです。


この「ごちそうをいっぱい食べる」というのが、マダムYUKOは苦手です。クリスマスの間にみんな3キロぐらい太るのだとか。ま、お正月太りと同じですが。


その③プレゼントだらけ。


クリスマスには、プレゼントを「贈り合う」のがカナダの習慣。で、これは、絶対的な義務なんですね。そして。子どもへのプレゼントは、ひとつだけじゃ、ダメなんです。おとーさんから、おかーさんから、それぞれ別々にプレゼント。そして、サンタからも、プレゼント。ストッキング、という、大きいクリスマス用の靴下には、まず、みかんを入れて、その後、小さなものやチョコレートを入れるのが決まり。ひとつじゃなくて、たくさん、いろいろ、というのが大事なんです。


この「たくさんのプレゼント」がマダムYUKOは苦手です。日本の両親からは「いいものをひとつ」の方が「どーでもいいものをたくさん」より価値があるって言われてたし、そう思ってるし。


その④自分のペースで動けない。


クリスマスは家族のイベントなので、その家庭の「決まり」にしたがって動かないといけません。たとえば。うちのカナダの家族は、クリスマスの朝はみんなでツリーのまわりに集まって、ひとつひとつプレゼントをあけるので、その場には「絶対に」いないといけません。みんなで喜ばないといけないんですね。だから、ゆっくり寝ていようものなら「プレゼントあける時間だからっ」と叩き起こされるのですよね。


この「人のペースに合わせる」というのが、マダムYUKOは苦手です。プレゼントあける時間だからと、にこにこしながらツリーに集合。これがダメ。


その⑤アイスホッケーの試合がない


マダムYUKOはアイスホッケーファンなんです。でも、クリスマスには試合がないんですよね。24日、25日、26日の3日間はお休み。クリスマスでもNBAは試合があるのに。カナダで冬の楽しみ、といえばアイスホッケー。毎日試合があるから、長くて寒い冬も、元気にアグレッシブに過ごせる。なのに、クリスマスは試合がない。それも3日間も!!!


毎日、同じことをするのが楽しい(4な)マダムYUKOは、突然、生活パターンが変わる、という状況に対応するのが苦手です。お願いだから、クリスマスも試合してっ。と憤っちゃうんです。



今年ももうすぐクリスマスがやってくる。がんばります。


応援、よろしくおねがいします。





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