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数字の持つ性質

 

数字には、1つ、2つ、3つという「数」以外の意味がある、と言われてもぴんとこないかもしれません。でも、ちょっと頭を巡らせてみると数字の持つ数えるという役割ではない「数字の性質」を感じ取ることができます。本1冊、ワイン1杯、猫1匹というのが通常の「数」としての数字ですが、オリンピックで1位になることはどうでしょう?ここには、数以外の意味があります。1位は「優勝」という言葉で置き換えられますが、これは「もっとも優れている」ということ。この場合の「1」位の数字は、数というよりは性質をより強く表しています。では「孤独」「独立」「自立」といった言葉はどうでしょう?この言葉を数字で表してください、と言われたら?きっと自然に「1」を選ぶでしょう。「孤独」は物理的/心理的に1人であることを指し、「独立」は文字通り独り立ちすること、「自立」は、他の支えなく自らの力で立つことです。

 

「1」の例でお話してきましたが、他の数字も同じように特有の性質があります。「2」だったら「パートナー」「ペア」「サブ•リーダー」。「3」には「大勢、多数」という意味がありますが、これは「わたしとあなた」という二者間の平面的な関係から「みんな」という多面的な関係が立ち表れること。2人にもう1人加わって3人になると、エネルギーが大分変わります。このように、「1」「2」の平面を抜け出し、立体的になるのが「3」なのです。

 

すべての数字にはこういった数以外を示す「性質」があり、数秘学はそこに注目します。そして、生年月日のチャートの中にある数字は、生涯その人の人生に表れ、影響を与えると考えます。この部分は少し「不思議な」感じがしますが、数字の意味自体は、決してどこからか突然降って来たようなものでも、神のお告げによって決まったものではなく、人の生活に根ざしています。理にかなった、理解説明が可能なものなのです。

 

数字はクレッシェンドを描くように「1」から徐々に大きくなります。それぞれの数字にその本質を示す核となる意味があり、そこから枝分かれして別の意味が派生します。「1」なくして「2」はなく、「2」なくして「3」はないのです。数字は「1」から順に、前の数字を受ける形でシークエンスを描き出しながら広がります。