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執筆者の写真マダムYUKO

恐怖のイメージ?


[怖いものってあります?]

わたしはロウソクが怖いのです。バースデーケーキに立てるぐらいならOK。でも、それ以外はダメ... 「いい雰囲気」を出すためとか、完全に許容範囲外。先日次女が部屋で使っているのを発見した時は、母親の権威を示し、すぐ消してもらったぐらい。



[恐怖はどこから?]

この恐怖。きっかけとなった出来事があるんですけどね。生まれた時から怖かったわけではありません。その出来事とは... 火事。夫Jくんは、3兄弟の一番上なのですが、下の弟2人の家が火事で焼けているんです。弟2人とも火事で家をなくしているって、怖くないですか?



[火事の話]

まず、8年前に上の弟の家が全焼しました。雷が原因。幸いなことに、家族は別荘に滞在中だったので無事。ただし、リフォームしたばかりの家が、思い出の品ごと燃えてしまいました。下の弟の家が火事になったのは、その翌年。庭でバーベキュー中に屋根に火がつき、そのまま全焼。こちらもけが人はいませんでしたが、燃えゆく家を見ているしかなかった... という辛い体験だったそう。



[カルマ?ではない]

こんな話を聞くと、次はあなたの家も焼けるわよ!と言う、カルマが頭をよぎります。次男三男ときて、最後に長男(夫)、というように。 でも、怖いのはそこじゃなかった。ほどなくして、カルマよりずっと怖いものに気づいたのですね。それは何だったかと言うと


「乾燥したカナダの空気」


カナダは汗をかいたその瞬間に皮膚から蒸発していくぐらいカラカラ。家具も家の壁も、屋根もクローゼットの服も「燃え始める」準備ができた状態。弟たちの火事もこれが原因。カナダではすべてが「タキギ化」してるんです。



[思っただけで]

ロウソクへの恐れは、こうして生まれました。恐れとは文字通り「恐ろしい」もので、


乾燥した場所でロウソクは危険...

動物3匹いるのに何かあったら...


と思っただけで恐怖は倍増。


目の前のロウソクが倒れる、

あっという間に周囲に火がつく、

煙の中必死で動物たちを探す,


こんなイメージもただ恐怖。


ゆえに、ロウソクは怖いもので、我が家では厳禁、と相成ったのです。



[偽物の現実?]

とはいっても。こういう自分を冷静に見ている目線もある。まだ起きていない、今後も起きないであろう火事を何度も想像しながら、ロウソクは怖い、という脳内の回線を自分で強化してることもわかってます。


それでも。結局のところ重要なのは、自分の感じ方。お化けよりカルマより怖いロウソク... これが現時点でのマイ現実。ロウソクは怖いもの。その認識が「リアルな現実」と乖離があると知りながら諸悪の根源だと決めつけるのも、それが自分の「マイ現実」だから。


ただ。脳内に、こういう恐怖がらみの「偽ものの現実」を持つって人間の生業ですよね。みんな同じ。恐怖のイメージ、何かかにか、ありますよね?どんなものが怖いですか?それは、頭の中で膨張していきますか?




ひなちゃんが燃えたら困るもの。。。


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