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マダム家の犬「ひな」の話

更新日:4月17日

[マダム家の犬の話]

カナダBC州のマダム家には犬がいます。名前はひな、ゴールデンドゥードルの女の子。40キロ近い大型犬で、今年6歳になります。ひなは、外に行くと「みんなが寄ってくる」という愛されキャラ。親バカじゃありません(多分)。散歩してると


「かわいいわねぇ」

「なでてもいい?」

「お名前は?」


と声をかけられます。


犬嫌いじゃなければ、世の中の人は全員ひなのことが好きに違いない、というのがマダムYUKOの認識。おそらく本にんもそう思ってるんじゃないかと。笑。


[ひなの最愛の人]

ただ。ひなには「1番好きな人」がいるんですよね。ええ、本当に、文字通り、いちばんすきなひと、です --- マダムYUKOの夫Jくんなんですが。みんなにフレンドリーに接しておいて、実のところ、心から好きなのは夫Jくん「だけ」。ひなの真実はそんなとこなんじゃないかと。


Jくんが在宅中はいつもくっついてるし、Jくんが部屋を移動したら即座についていくし。Jくんなしで散歩に連れ出そうものなら、家の方をうらめしそうに何度も見るし。そんな時は、行くよっとリードを引っ張らないと動かない。すごい溺愛ぶりなんです。


ただ... Jくんは出張でしょっ中、家にいないんですよね。1週間とか2週間とか、飛行機に乗って遠くに行っちゃう。出張用のスーツケースを見るとひなはがっかり。大げさじゃなく悲しみにくれてます。犬にうつ病があるかどうかは知らないですが、ひなの様子を見ていると


激しく落ち込んでる


という表現がぴったり。犬なんですけどね。最初の2日ぐらいは見てて気の毒になるぐらい。


[Jくん帰宅を祝うひなのリチュアル]

そのかわり、せめてもの慰めじゃないですが、Jくんが帰ってくる時はひなが盛大に喜べるよう「お膳立て」することにしています。Jくんいないと寂しいし、やることないし、ままは遊んでくれないし。これぐらいはやってあげようかな、という思いやりですね。


これ、ステップごとに細かく時系列があって。毎回こんな感じで進みます。リチュアルはJくんが帰ってくる前の夜から始まります。


前日夜(におわせ期)


ステップ①

前日夜、ひなが寝たら、耳をめくって「ファーザー」と3回ささやく。


(夫Jくんは「ファーザー」と呼ばれています)


ささやくのがポイント。大きい声で言うと今帰ってくるの?と大興奮になるので。ちょっとにおわせる感じ。


当日朝(わくわく期)


ステップ②

散歩&ごはん後のお昼寝中、また耳をめくって「ファーザー」と3回ささやく。


ささやく声を昨晩よりちょっと大きくします。ひなも目を開けたり立ち上がったりとアクティブに反応... でも、またお昼寝に戻ります。


Jくんが帰宅する3時間前(いよいよ期)


ステップ③

今度は耳元でなく、ちゃんと伝えます。


Father is coming home soon!!

ファーザーがじき帰ってくるよ!!


ちなみに、マダム家では犬も猫も日英バイリンガルで育ててますが、ひなとの会話は英語が多いです。猫たちは日本語。


Jくんを空港に迎えに行く前(パーティ期)


ステップ④

ファーザー帰ってくるよ!

空港に迎えに行くよ!


ここでは思いっきりパーティ。お気に入りのおもちゃで遊んで気分を盛り上げます。おやつもあげます。ひなも大騒ぎ、大興奮。空港にいっしょに迎えにいく時は、苦手な車にもさっと飛び乗ります。


[ひなの喜び]

ステップ④までを完了後に空港に行くと、ひなはJくんに会えることを完全に理解していて、空港内の人混みの中をひたすらJくんの姿を探します... その後ろ姿は、とにかく一生懸命。切ないぐらい。どこ?どこ?いつ?今?まだ?という感じ。笑


再開時のひなの爆発的な喜びは、言葉では表現できません... 1メートルぐらいはジャンプする、飛びつかれてひっかき傷ができる、こんな感じ。それを見つつ、あーよかったね、Jくん帰ってきたねとこっちもハッピーになる。そこでリチュアルは無事終了です。


[で。本音はここです]

犬の記憶は数秒しかもたないと言われますが、このファーザーをお迎えする儀式は、ひなの細胞というかハラに染み込んでいる... ひなの「一部」になってる感じがします。リチュアルが家族みんなの人生の一部なのと同じように。


で。ここから本音なんですが。


ま。ひなが喜ぶので嬉しいんですけどね、時々やっぱり、思うんですよね、もしも、これぐらいひなに「愛され」たらどんな感じなのかしら?と。ひなのJくん愛はかなりロコツ。マダムYUKOが「それほどは」好かれていないのは疑いのない事実。涙。


ひなちゃんにとって、自分はいちばんじゃない...

ひなちゃんには、ほかにもっと好きな人がいる...


こんなふうに考えすぎると卑屈になるので、気をつけてますけど。


[ひなちゃんありがとう]

ひなとの生活は楽しい。いてくれてめちゃくちゃありがたい。でも、こういうこともあります。心の中は時々複雑。笑。同じような思いしてる人も、きっといますよね?



ひなちゃん。mama loves you so much!

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